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情婦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 情婦
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1958-03-01
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 こういう映画があるから、昔の映画を観ることはやめられない。まずもってウィルフリッド卿のキャラクターからしてイカす。前半はほぼ彼のキャラクター紹介に終始すると言っても過言ではないが、これがその後に活きてくる。彼と自分が同一化し、彼のユーモア、直感、そしてその後の焦燥感すべてを観客は共有する。彼の思いを観客はしっかりと受け取る。ここはチャールズ・ロートンの名演が光る。
そして、衝撃のラスト。「ユージュアル・サスペクツ」を超える衝撃をお約束する。余計な伏線が一切無いだけに尚更最後の衝撃は物凄い。ああ、そうだったのか。そういうことか。 ラストの衝撃の後に残る一抹の哀しさは観なくては分からない
。「情婦」という安っぽいタイトルをつけた日本の配給会社に対しては怒りを感じる。「検察側の証人」、この原題で十分だ。そもそも全然「情婦」じゃないし。
枕流さん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-23 19:34:57)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 314件
作品の平均点 8.44点
作品の点数分布
010.32%
110.32%
200.00%
300.00%
441.27%
582.55%
6134.14%
73310.51%
87724.52%
910132.17%
107624.20%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 52.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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