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ブロークバック・マウンテン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブロークバック・マウンテン
製作国
上映時間134分
劇場公開日 2006-03-18
ジャンルドラマ,ロマンス,同性愛もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 評価するのが難しい。。。特に筋が面白いってわけではないが、余韻が残る作品。
まず、映像はとても美しい。アメリカの山ってあんなに美しいものだとは知らなかった。序盤はその風景にのめりこんでしまって、しばしゲイ映画であることを忘れていた。同性愛関係になった後では、アルマが気づく場面、アルマとイニスが感情をぶつけ合う場面が特に良かった。非常に哀しい場面だ。話は多くの小粒な悲劇を描写しながら、淡々と進んでいく。でも、退屈ではないのは、主役二人をはじめとしたキャストの演技力に負うところが大きいと思う。そして、最後の破局。私はここで、ラリーンも真実を知ったと考えていたが、ここのサイトではそうじゃない解釈をしている人もいて、正直、分からなくなった。ラリーンがイニスにきちんと説明はするものの、最後に乱暴に電話を切る場面からそう考えたのだが、読みすぎかな?私の鑑賞力のせいか、字幕のせいか分からないが、そこでもやもやしてしまった。その後の、ジャックの両親との対面シーン、アルマ・ジュニアとのシーンについては、泣けるほどではないが、ほろりとさせられた。劇的なシーンが無く、パンチ力に欠けるため、人によっては退屈に感じるかもしれないが、人々の感情の襞を丁寧に描けている良作だと思う。
枕流さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 23:23:12)
その他情報
作品のレビュー数 145件
作品の平均点 6.89点
作品の点数分布
000.00%
110.69%
221.38%
300.00%
485.52%
51711.72%
62920.00%
73524.14%
82718.62%
91812.41%
1085.52%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 50.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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