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プライドと偏見 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 プライドと偏見
製作国英,仏
上映時間127分
劇場公開日 2006-01-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 リジーがちょっと美しすぎるのが難点だが、原作の雰囲気はなかなかよく描けていたと思う。昔は皆貧しかったのだなあとあらためて思った。知識人である地方の郷士でも、暮らしに困っていたというのは興味深い。お金に賎しいというレビューもあるが、この時代背景をよく考慮する必要がある。家族の住む家がなくなるかどうかというときに、母親が娘をある程度財産を持った男と結婚しようとさせるのは当然だろう。その嫌になるような現実と愛という理想をどこで妥協させるかで人は悩むのだし、その姿が美しいのだ。
リジーの相手役のダーシーについても、批判が多い。確かに気持ちの表現が下手すぎる不器用な男で、これは女性側の好みによるんだろうなと思いながら観ていた。個人的にはマシュー・マクファディンの縁起は悪くなく、はまり役とも感じた。最後に、気持ちの移り変わりが激しく情熱的なのだが、同時にそれを慎み深く隠そうとするという難しいタイプのリジーを体当たりで演じたナイトレイの演技が出色。本当にうまい女優だと思う。
枕流さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-28 22:21:05)
その他情報
作品のレビュー数 70件
作品の平均点 6.06点
作品の点数分布
011.43%
100.00%
200.00%
334.29%
445.71%
51318.57%
62231.43%
71724.29%
8710.00%
934.29%
1000.00%
作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 54.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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