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生きる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 生きる
製作国
上映時間143分
劇場公開日 1952-10-09
ジャンルドラマ,医学もの,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 黒澤映画はどうも自分にとってはムラがあるようだ。この映画のストーリーは嫌いではないのだが、全体的に退屈だった。なるほど、愚鈍になりきった志村喬の演技は素晴らしいのかもしれないが、愚鈍な人を見ているといらいらしてしまう僕にとっては、逆にこのうまさが苦痛だった。ボソボソしゃべるし、目はいつも下を向いている。彼がその鈍重さを生かしたまま、公園事業を貫徹する様はすごいことなのだろうが、どうも気持ちが乗り切れなかった。死ぬと決まる前から、もっと早くから仕事やれよ。としか感じられない。数十年間給料泥棒をしてきた人が最期だけ働いてもあまり感動を覚えないのである。

役所に入った友達の話を聞くと、今でも仕事をしない老人は職場に数多くいると言うことで、きっとこんな感じなんだろうなと同情してしまった。僕なら小田切さんみたいにさっさと辞めてしまうだろう。
枕流さん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-11 21:37:11)
その他情報
作品のレビュー数 246件
作品の平均点 8.03点
作品の点数分布
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210.41%
331.22%
483.25%
5166.50%
6166.50%
74116.67%
84217.07%
95723.17%
106225.20%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 40.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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