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ワールド・オブ・ライズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ワールド・オブ・ライズ
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2008-12-20
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 これはまたガツンと来る映画でした。リドリー・スコットの面目躍如といった感じでしょうか。ストーリーはほぼ1本に収斂されており、単調と言えないことも無いのですが、骨太なストーリー展開がそれを補って余りあります。主役の2人+マーク・ストロングがいい演技をするものだから、映画に文字通り引き込まれました。
話の内容はさておき、この映画で最も面白かったのは、やはり上記の三者の関係性でしょう。会社で言えば、本社と現場と取引先でしょうか。この三者の虚々実々のやり取りにはシビれました。あくまでも正論をふりかざす本社、誠実さを要求する取引先、間で苦慮するのは現場なんですねえ。普通のビジネスと違うのは、バランスの取り方で死ぬか生きるかが決まるということ。ストーリーの内容よりも、ヒリつくような緊張感をもった三者の関係性こそが、この映画のキモではないかと感じました。
強烈な印象を残す!というわけではありませんが、高いエンタテイメント性を保ちつつ、リアリティとフィクションの絶妙な隙間を描ききった佳作と言えるでしょう。
ラストのディカプリオの眼の演技もいい!ちょっと偉そうかもしれませんが、何て言うか、いい俳優になったなあと感動しました。
枕流さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-17 22:33:36)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 98件
作品の平均点 6.04点
作品の点数分布
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211.02%
344.08%
477.14%
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63131.63%
72020.41%
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作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 60.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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