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《ネタバレ》 運命の人だと自分は感じても、相手が感じないとそれはそれはつらいもの。自分にとって「運命の人」であっても、相手にとっても「運命の人」がいるのだからそれは当たり前でもあるのだが。それが一致するほうが珍しいってもんだ。
さて、僕も「運命の人」に片想いまっしぐら中なので、この映画にはかなり期待していて、「膝を打つ」感覚が味わえるかもと思っていたのだが、残念ながらそうでもなかった。IKEAデートとか公園デートとか男心にキュンキュンくるはずの設定ながら、どうも気持ちが乗らない。正直に言って、時系列を狂わせ過ぎなのでは?と感じた。ラブラブ時代の伏線が、倦怠期にオチるという構図は面白いのだが、間の時期をすっ飛ばしてすぐオチにつながってしまうので、ちょっとしらけた。あとは、デシャネルのキャラが自分にとってはイマイチだったこと。フツーの女の子じゃん。と思った瞬間、この映画の魅力には限界値ができてしまった。 笑えるところもあったし、全体的に楽しく観られたのだが、新しい発見というか考えさせられるものは無かった。もっと恋愛について真剣に考えたかった! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-11 21:48:28)
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