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リトル・ランボーズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リトル・ランボーズ
製作国英,仏,独,米
上映時間94分
劇場公開日 2010-11-06
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 「銀河ヒッチハイクガイド」の時も感じたが、この監督のユーモアセンスは正直に言ってちょっと僕のセンスと合わないし、理解しにくい。この映画でもディディエのキャラクターがよく理解できなかったし、カーター兄が急に素直になるラストのご都合主義も鼻についた。ウィルの母親がプリマス同胞教会から抜ける過程もちょっと唐突だ。
ただ、人が何かに一生懸命に打ち込んでいる姿は美しい。主人公のウィルとリー・カーターがカメラを担いでキラキラした笑顔で走り回っている。共に父親が不在である彼らが、「ランボー」に感化され、ランボーの息子として父親を救出するというストーリーに熱中し、正反対の性格でありながら互いに協力して何とかして良い映画を撮ろうと奮闘している。その彼らの姿を観ているだけで泣けて泣けて仕方がなかった。映画作りに目覚め、挫折し、最後にその経験こそが人生の転機になるという流れは、王道であるが故の気恥ずかしさもあるが、感動的でもあった。「ランボー」の原題である「First Blood」(「先手」、「先制攻撃」の意)という言葉を台詞回しでうまく利用した中盤の喧嘩シーンも忘れがたい。7点はつけざるを得ない。ああ、子供の映画にはどうしても甘くなってしまう。
枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-09 18:56:36)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.26点
作品の点数分布
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6210.53%
7842.11%
8631.58%
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 47.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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