Menu
 > 作品
 > ア行
 > アニー・ホール
 > 枕流さんのレビュー
アニー・ホール のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アニー・ホール
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1978-01-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 実験的な手法を取り入れたアレンの初期の代表作であり、半自伝的な映画。登場人物の思いが活字になったり、突然観客にしゃべりかけたり、挙句は劇がアニメになったりとハチャメチャで斬新な演出だが、それが全くスベっていないという驚異的な映画。「アリーmyラブ」を最初に見た時、この映画を思い出した。
アレン演じるアルビー・シンガーとダイアン・キートン演じるアニー・ホールの恋愛模様が話の焦点なのだが、この頃からアレンの「独善的なインテリ」という自虐ネタは冴え渡っており、アニーを大学に行かせるエピソードや自分好みの本を執拗に押し付けるところなどからもそれが窺える。それが馬鹿馬鹿しいと薄々気づいていながらもやめられないところが身につまされる。世の中全てを笑いのめすコメディアンでありながら、自らのエゴに苦しめられる彼の気持ちは痛いほどよく分かる。精神分析を15年受け続けているという彼の台詞からも彼自身が一個の悩める人間に過ぎないことが分かろうというものだ。
ラストの卵の小話は、恋愛って本当にそのとおりだと共感し、感心した。同じ夢を共に見るのが恋愛なら、それは儚いし、傍から見れば馬鹿げているかもしれないが、本人たちは至って本気。夢だからこそ余計に美しくなるのであればそれはそれでよいではないか?アレンの気持ちの良い恋愛肯定には、毎度微笑ましくなる。
枕流さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-07 23:09:21)
その他情報
作品のレビュー数 127件
作品の平均点 6.46点
作品の点数分布
010.79%
110.79%
200.00%
375.51%
4129.45%
51914.96%
62721.26%
72015.75%
81914.96%
986.30%
101310.24%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 53.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
アニー・ホールのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS