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クライシス・オブ・アメリカ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クライシス・オブ・アメリカ
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2005-03-26
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,政治もの,リメイク,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  まず、ブツ切り音楽が連続する不快なオープニングから、危険な臭いを感じました。湾岸戦争の謎から始まり、副大統領選にからめたミステリアスな流れは、スリリングになるはずでしたが…いかんせん、主人公・デンゼルが魅力に乏しく、全く興味をそそられませんでした。一体デンゼルは何がしたかったのか?漠然としか伝わってこないのです。それは、この映画全体のストーリーがどこへ向かっているか、全く不明な所によるものだと思います。
 湾岸戦争での部隊の謎を解明するのか、副大統領選の陰謀をあばくのか、人間をコントロールするチップを追うのか…全てが中途半端に感じました。そして、結局は「母親が息子をコントロールする」という陰謀(欲望)を核に、企業や政治家の利権がからむという、半端なスケール感の結末。あの手術を湾岸戦争の戦場で行うのに、どれほどの手間や困難、組織力が必要なのか、それを考えると観客が期待するスケールの結末には程遠いと思います。
 ほとんど見所や盛り上りを感じられず、最後の30分は眠気と戦うのに疲れてしまいました。唯一良かったのは、やはり多くの方が指摘するように、メリル・ストリープの存在感だったと思います。
塚原新さん [DVD(字幕)] 2点(2007-09-09 22:27:26)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 6.04点
作品の点数分布
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100.00%
212.13%
324.26%
424.26%
5919.15%
61531.91%
71327.66%
848.51%
900.00%
1012.13%
作品の標準偏差 1.43
このレビューの偏差値 30.19
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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