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《ネタバレ》 もはやCGの戦闘シーンを延々見せられても、盛り上がらない時代になったと思う。巨大ターミネーターとの戦いも特に目新しいものを感じなかったし、中盤あたりから退屈になる。
結局、ビジュアルよりも心に残るのはドラマであると思うのだが、最近のハリウッド映画同様、本作も薄味。特に登場人物のキャラクターでは、マーカスの人間性やジョン・コナーのリーダーの資質といった、核となる要素が全く描かれていない。あるのは「子供は助ける」「説得すれば皆味方になる」といった陳腐な図式のみ。 マックGの素質は、結局「パロディスト」ということで全て語れると思う。ラストの工場やシュワ、溶鉱炉などの「ターミーネーター」へのオマージュが一番印象に残り、本筋は特に語るべきものはない出来。 【塚原新】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-11-26 00:25:12)(良:2票)
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