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消されたヘッドライン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 消されたヘッドライン
製作国米,英
上映時間127分
劇場公開日 2009-05-22
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 自分が思ったのは、いくつかの点をもっと煮詰めれば、かなり面白くなった作品だということ。やはり、先のレビュワーの方たちが指摘されている通り、
 ①主人公が社会正義と友情の、どちらのために戦っているのか、あるいは両方で揺れ動いているのかがはっきりしない。見ている間、今ひとつ乗り切れないのは明らかにこのせいで、これを明確に描けばだいぶ感情移入しやすくなったと思う。
 ②ラストの展開だが、社会悪→個人への帰結で拍子抜けする展開でも、議員が「なぜそこまでして軍事企業を倒そうとするのか」あるいは「自分の人間性を捨ててまで軍事企業を阻止しようとする意義」といった人間の執念や狂気性などを描くことも出来たはず。そこまで踏み込めば、決してショボイ印象はなかったはず。強大な社会悪の前に人間性を歪められていく人間の姿を描けたかもしれない。
 終盤までは、スリリングに見られたので、惜しい気がする。
塚原新さん [DVD(字幕)] 4点(2010-02-06 13:22:55)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 5.96点
作品の点数分布
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200.00%
312.22%
448.89%
5920.00%
61737.78%
71022.22%
848.89%
900.00%
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作品の標準偏差 1.15
このレビューの偏差値 35.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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