| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 原作既読。
良い意味で邦画らしいラストでした。 限られた時間内で色々詰め込み過ぎるよりストレートで、しかも簡潔明瞭。 でも含みたっぷりな終わり方は宜しいかと(笑) 多恵を思い、そして友を思い、人を愛した玄野が出した答えは…とても悲しいですが。 結局、誰かを守るなんて半端な気持ちだけでは出来ないという強烈でストレートなメッセージは悲しくもあり、また切なくもあり、またある意味正しい答えだと思いました。 GANTZが何なのか、星人がなんなのかを解明するのがPerfectな答えと思っていましたので、その辺りは肩透かしをくらいましたが、なんでもかんでも答えがあるもんでもないですし。人生もそうですが。 その辺、謎のまんまで終わってもいいのかなと。原作も終わってないですし。 今の世の中、悲しい出来事が起きて終息する時…玄野の様な自己犠牲で終息する事も多いかなーなんて思ったりも。 最後の観覧者のシーンは反則ですよ。絶対泣かそうとしています(笑) 何もかも忘れてしまったそれぞれのメンバーが普通に日常を送る中、多恵だけには玄野への強い思いだけが残され、自分で描いた玄野の似顔絵を見て号泣。 犠牲になったのは玄野だけではなく、人を愛する心でもあった…なんて。 悲し過ぎますが、これが現実なのかなと。 下手にハリウッドで作るより良かったと思います。 チャンバラアクションはカッコイイ!と素直に思いました。 今をトキメク(?)アイドル俳優が主演だったので、アイドル映画っぽくなるかと思っていましたが、予想外にもメッセージ性も強く、また含みのある悲しいラストに高得点つけちゃいましたっ。 観るのだったら1と2続けて観賞する事オススメしちゃいますっ! 【じゅっこ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-05-12 23:57:31)(良:1票)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |