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ビッグバンドジャズやってましたが、こんなんコメディやしゆるーい目でええぞええぞーと見れる人には見れる、見れない人にはとんでもない駄作に見える映画なんでしょねこれは。あくまでコメディとして描かれているので、楽器やってる人間からしたらつっこみどころ満載なんですが、この映画のポイントはそういう細かい部分には一切置いてないんですよね。この映画はゆうなれば、ただおねーちゃん達が楽器持って練習してワーって演奏して終わり、みたいな作品なんで、中身はホント無いんですよ。でもジャズは決して特別な音楽ではないというメッセージと、楽器を演奏したり誰かと音を重ねたりみんなで音楽一緒にやったりする事の楽しさ、そして客席から歓声や拍手を貰う事の喜びみたいなのを、ホントに上手いこと体現してくれてると思うんですよ。この映画を見て楽器を手にした人も多いとの事ですが、それはやはりこの映画の魅力ゆえではないかと思います。ここまで大々的にヒットした「音楽モノ」は今まで無かった故、この映画の功績は大きいと思っていますので、高く評価したいと思います。あ、-1点は竹中のサックスに(笑)。
【Fukky】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-23 07:29:19)
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