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《ネタバレ》 押し付けられるわけでもなく、淡々と流れていく高校時代そのものの空気感。
焦点がブレる部分もあり、どこに落としたいのか監督自身迷っているような蛇足的なシーンも見られるが、それが意図的なものなのかあるいは本当に迷っていたのかは分からない。 最後の舞台のみを見つめる牽引者がいなかったことが、私にそう感じさせたのかもしれない。 でもまぁ、実際のバンド活動ってそんなもんだと思うけれども(それがリアルさに繋がってるのかもしれない)みんな「バンドのことだけ」なんてことはないわけだし。 ぶれ幅は大きいが、頭の中でそのシーンをカットすればよくよくまとまった映画だと思う。 あるTVアニメーションの最終話で、この映画のラストをまるまるコピーしたようなコンテが使われたことは有名。もちろんこっちの映画が先。 それだけ魅力的なカットだったともいえる。 本家の「終わらない歌」に乗せて各人のカットが流れるEDは最高だ。 【ドブ蔵】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-14 10:39:36)
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