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《ネタバレ》 現代のおとぎ話とはよく言ったもので良い話、良い人のオンパレード。こういう純粋な作品は批判したくなるのが世の常であり、ほんとにあの子はフォレストの子かと勘繰ったり、ダン中尉の奥さんがアジア人はやりすぎだろと難癖をつけたくなるが、監督がロバート・ゼメキスということもあり爽やかな余韻の方が強く残り、純粋に楽しめるのが本音のところ。
愛に溢れた純粋なフォレストが風に吹かれる羽のように、自然に、そして正直に生きる姿が何とも心揺さぶられ、全力で物事に取り組み、実直に人と向き合う大切さを教わった。ジェニーとフォレストが抱く愛の対比の描き方、押し付けがましくない押さえたエンディング、シルヴェストリの美しい旋律、あざとくないCGの技術もまた鑑賞後の感動に良い味付けをした。役者ではハンクスの演技も印象深いが、ゲイリー・シニーズの存在は強烈に印象に残った。アカデミー賞に関してはCGによる近代史の盛り込み方や、ベトナム戦争を否定的に描かなかった事、アメリカ人の精神と合致した事と捉えれば良いのだろうか。 【きいろのくじら】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-28 19:15:55)
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