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波(1952) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 波(1952)
製作国
上映時間108分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
ボリューム感に満ちた傑作。冒頭、見並と昂子が語り合う浜辺シーンの美しさ。そこから回想される波瀾の半生は、落ち着いたトーンの中に見並の愛と葛藤を深々と描いている。それを演ずる佐分利信も最高。彼の出演作の中でも屈指の名演に挙げたい。一方、可憐な桂木洋子の憂い顔も忘れがたい。昨年彼女の訃が小さく報じられた際、スポーツ紙の見出しは専ら本名の黛住恵(亡夫は勿論黛敏郎)で載っていたが、引退しても映画史の重要なスターなのだから、そこは桂木洋子として載せて欲しかった。
丹羽飄逸さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-02-10 20:14:36)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 9.00点
作品の点数分布
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