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日蔭のふたり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 日蔭のふたり
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1997-08-02
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 安易な部分もありますが、自然を生かした映像が非常に美しく、イギリス映画ならではの叙情的な映像の魅せ方というのがよく出ていたと思います。反面ストーリーは明るい部分がほぼゼロで、何とも暗い気分になりましたが個人的にはこういったお話も嫌いではありません。途中、無駄にブタを傷つけたり、スーの出産シーンがやけに生々しかったりと、こんな描写が必要なのかといいたくなるような場面が随所に見られ、映像面以外の部分は意外と粗い気がしました。また登場人物の心情の変遷が不連続だったり、アラベラが不要な場面にも登場したりしたのもどうかと思いながら見ていました。しかし婚姻という関係で愛を圧しつけられるなら逃げる、結婚していなくても恥じることはないと言っていたスーが、子供たちの一件の後ラストではジュードに婚姻上の妻であるアラベラのもとに戻れと言った心境の変化は非常に共感できるものがあり、この物語の負の部分を象徴しているような気がしました。
Thankyouさん [DVD(字幕)] 4点(2007-04-04 19:11:43)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 5.97点
作品の点数分布
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3310.34%
413.45%
5620.69%
6931.03%
7517.24%
8413.79%
913.45%
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作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 41.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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