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今考えるとよくもあそこまでヒットしたもんだと思います。興行的な面も含め、舞台の隅から隅まで至った細やかな作り、船の沈没の仕方まで丁寧に再現した製作者の姿勢など、この作品が歴史的作品であることは間違いありません。ただストーリーは背景を除けばよくあるものですし、婚約者役のビリー・ゼーンがあからさまな嫌な役だったりと、ちょっとは人物設定などにもひねりがあってもいい気がしました。船の中で出逢いそこで恋に落ちる設定なのでどうしても長くなるのは仕方ないとも思いましたが…もう少し何とかならなかったのかという感じですね。しかし演出面など、やはりジェームズ・キャメロンは実力を備えた監督であると思いました。この映画によって、映画にそこまで興味のない一般の人にはやけに俗な扱いをされるようになってしまったのが残念です。あとは言わずもがな、主題歌・音楽も素晴らしかったです。
【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-15 02:19:59)
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