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《ネタバレ》 テーマもタイトルもこの時代ならではで、この映画を作る意味というのはそれなりにあったと思います。問題提起からパニックに陥るまでの展開と映像描写はなかなかいいと思いましたが、結局まとめることができずに終わらせてしまった感が大きいです。人間が何をすべきなのかということではなく、物語が単に親父が息子を助けに行く途中の小冒険と、それまで何とか凌ごうとする息子の寒さと(あと数匹の狼と)の闘いがメインになってしまったのは残念です。まぁ一旦気候が崩れてしまったら人にはなす術はないということなのでしょうか。しかしなす術がなかったのになぜか一件落着するラストにも驚嘆しました。この映画は環境破壊が進んでこういった状況に陥っても一時的な寒ささえ凌げば大丈夫だよ、とでも言いたいのでしょうか?ちょっと地球の危機に対する認識が甘いような気がします。
【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-01-21 03:11:58)
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