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待ち合わせに現れなかった彼女としばしのお別れ、そして別の恋人と共に偶然の再会…今の時代ではベタなストーリーに分類されてしまいそうなお話ですが、それもこの映画の影響力ありきなのでしょう。不滅の名言「君の瞳に乾杯」も一度のみならずここぞという場面でどんどん口にしてきたところは、それはそれでちょっと面白かったです。序盤から穏やかではない雰囲気で進行していきますが、途中一気にサスペンス風味を帯び始めたところからは思わず見入ってしまいました。ただ現代に生まれ育った私としてはその後の展開も含め悪く言えばベタ、よく言えば王道という感じで、どうも高得点をつける気にはなれませんでした。きっと私が当時の人として観たのなら10点満点をつけていたのでしょう。ともあれイングリッド・バーグマンは綺麗でした。
【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-11 04:37:02)
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