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蒲田行進曲 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 蒲田行進曲
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1982-10-09
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 自己中心的なろくでなし男、駄目男に惚れては不幸を背負い込む女、主体性のない腰ぎんちゃく男…。互いの心も身体も傷つけ合うような人間は大嫌いなはずなのに、不思議と憎めず、応援してしまう。俳優は3人共、非常に役にハマっていたと思う。
他の方も書かれてるように、階段落ち前夜の暴力的なヤスは、確かに唐突で違和感があった。
しかし「憧れの女優」という遠い存在であった小夏が、共に暮らすうち「銀ちゃんの女」から「俺の女」に変わっていく。
それがいつしか銀ちゃんに対する嫉妬やプライドを生み、そして実際はいつまでも大部屋俳優止まりの自分に対して苛立ちや情けなさを覚え、それらが極限にきて一気に噴出したのだろう。
小夏を愛し、銀四郎を愛するが故に、のっぴきならない所へ立たされ自分を見失いかけるヤス。
しかし結局は「銀ちゃんカッコイイ」と言ういつものヤスに帰り、大団円を迎える。
ラストカットは賛否あるが、「映画は人生であり、人生は映画のようなものである」というメッセージのような気がして、自分は胸にジンときた。
猫の足跡さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-02 03:05:28)
その他情報
作品のレビュー数 134件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
010.75%
110.75%
200.00%
342.99%
410.75%
542.99%
61410.45%
72518.66%
84936.57%
92115.67%
101410.45%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 51.37
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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