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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2011-12-01
ジャンルアドベンチャー,漫画の映画化,CGアニメ,3D映画
レビュー情報
3D環境で視聴。
どうしたことだろう、主人公・タンタンがとにかく勘に障る。顔が、表情がムカつく。よくもこんな苛立たしい造形にしたものだと感心さえする。『太陽の帝国』でも感じた、スピルバーグの少年像への違和感と同じ、主人公にとにかく特別感があって、まったく感情移入ができないのだ。まあ、スピルバーグ自体がスペシャルな人だから、仕方ないのかな?
感情移入という点では、キャラクターの演技とストーリー展開にも難ありと感じた。アル中船長のような、脇を占めるべきクセのあるキャラクターは、やはり性格俳優に演じてもらってこそ味が出るというものだ。CGの限界だろうか、説得力が致命的にない。
フルCGアニメの表現力には脱帽することが多いだけに、CGの限界を感じさせたこの作品は、実写と同じつくりかたをして、失敗した例とみていいのではないだろうか。
絵本のあの飄々としたタンタン、好きだったんだけどな。
nadiendさん [映画館(字幕)] 4点(2011-12-26 12:02:01)
その他情報
作品のレビュー数 39件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 35.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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