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主人公は僕だった のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 主人公は僕だった
製作国
上映時間113分
劇場公開日 2007-05-05
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 SF小説などで何度かみたテーマ、自由意志の有無で思い悩んでもしょうがない。何を信じるかが全て。その証明としてその疑問を持つ前の君は楽しくやってただろ。
といった内容にするのかと思って鑑賞していると、展開は予想外の方向へ。
わざわざこのアイデアを使ってこの方向でまとめる意味がよくわからない。
アイデアそのものも作家のスランプはキャラクターが抵抗しているからだ、というものだと思ってたら、そういうことでもなくかなり中途半端で曖昧。

自分の作品の登場人物が訪ねてくることで作家自身も自由意志を疑い始め、確かめるべく神に逆らうように今までの自分ならやらないであろう突飛な行動を二人でとるようになる。そして、次第に二人の距離は縮まってその時間を楽しんでいるのを互いに覚り、自由意志なんてどうでもいい。何を信じているかなんだと覚り、二人は恋仲に納まる。
てな感じの文芸作品としてまとめた方がしっくりいくんじゃないでしょうか。
これなら登場人物だと名乗る男の扱いをファンタジーにも、狂人のたわ言にも出来て、曖昧で徹せるし(かなり諸々の設定を変えなきゃならないですが)。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 4点(2007-12-19 19:12:01)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.92%
300.00%
4815.38%
51223.08%
61732.69%
71019.23%
835.77%
911.92%
1000.00%
作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 39.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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