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《ネタバレ》 最初の1時間は、それぞれの繋がりが「?」でした。
が、後半の展開。夢中のままラストを迎えます。 セリフで何かを伝えるような作品ではなく、言われている通り 見た人それぞれの感性、感じ方によって如何様にも捉えることのできる作品だと思います。 私は、それがすごく心地良かった。 ストーリーは悲しすぎる、切ない恋の話。 クラブでの泣き女の歌には、自分の気持ちにもぐっと来るものがあります。 あの時泣いていたのはベティだけじゃなく、リタも同じ。 2人して泣いていたところに、この作品における一抹の救いを感じます。 そう、あのシーンが1番心惹かれます。 ラストには余韻が残りすぎ、クレジットの画面をぼんやり眺めていました。 デヴィットリンチ監督ならではの、細かいトリック(?)そういったものを 見つけていくには、まだ2度、3度と作品を見直していかなければ無理だろう。 けれど、今はしばらく。マルホランドドライブ、デヴィットリンチの世界に もう少しこのまま浸っていたい。そんな気持ちです。 【nacky】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-23 13:32:11)
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