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2013年リバーフェニックスの未完の遺作が、上映されたといことが少し話題になっていたが、日本で公開されていたなんてことを全くしらず、渋谷での上映終了ぎりぎりで見に行きました。
渋谷という場所の割には若い人はおらず、30代から60代の当時、リバーフェニックスが好きだったり、興味があったりという人たちが見に来ているという感じでした。まあ、私ものその一人なのですが。 内容は、中年俳優夫婦が、砂漠での車の故障のためリバー扮するボーイの家に転がり込む。しかし、そのボーイは・・という、あまり毒々しくないホラーのようなサイコのようなという映画。 実際ロケの撮影は終了しており、室内のスタジオ撮影部分がロスで行われるという頃に、リバーが亡くなっており、8割完成、2割は監督のナレーションでストーリー解説というものになっています。残念なのは、リバーの部分は仕方なしにしても、リバーがでていない部分も撮影されていないこと。それくらい取り直せよと思いたくなりますが、まあ、撮影が頓挫してしまった以上しょうがないのでしょう。 いずれにしても、エンディングがロケだったのが不幸中の幸いで、ちゃんと映画として完成しているので、その点は良かったと思います。 感想としては、リバーファンは必見。映像も奇麗だし、砂漠が舞台なので、時代を感じさせるものがないため、20年前の作品ではなく、つい最近撮られたリバーの新作という錯覚をさせてくれ、リバーファンだった当時の気持ちが蘇りワクワクしました。ファンではない一般の場合は、5点というところでしょう。なんせ、部分的にナレーションになってしまってるし、ストーリーも展開が読めるというとこがあるので。ということで、おそらく、ブルーレイ化はしないのでは・・という心配もあり、まだみるチャンスがある方は、ぜひ劇場へ足を運ぶことをお勧めします。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-05 15:05:23)
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