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リア王 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リア王
製作国ソ連
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 世界の終わり、ってのが実感できた。善玉でも生き残ってるのもいるし、人民は焼け跡から立ち直ろうとしてたりするんだけど、でももう「世界の終わり」は覆らない、っていう荒涼感が支配している。これが古典悲劇の大きさなんだろう。中世的荒野、石が屹立してたりするとこに、木の匂いもするのがロシア的。木の柵や木の車があって英国より土臭い気配が漂っている。嵐のシーン、天からの視点で捉えるって意図、分からなくもないが、もうリアは十分惨めなわけだし、あそこぐらい晴れ舞台にしてやりたいのが人情。天から見下ろさず、最後の運命への抵抗を(抵抗っていうより愚痴かもしれないけど)、互角にさせてやりたかった。シェイクスピアって悪党の使い方はうまいけど、冒頭のほうでリアが愚かに見えちゃうとこが、この話の難しいところだな。けっきょくあの三人娘と親父はみんな同じ日に死んでしまうわけか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-15 12:17:14)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.00
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