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眠狂四郎 炎情剣 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 眠狂四郎 炎情剣
製作国
上映時間83分
劇場公開日 1965-01-13
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
安部徹と西村晃がひそひそ話し合ってれば、もう時代劇定番の情景、慈善の相談には見えない。しかもその悪い奴らは裏切りあっている世界でもある。目新しさはなくとも、時代劇の情景としてしっくりくる。西村晃の顔を見ているだけで嬉しくなれる。なのに、権力の被害者や善人が出る場面になると、こそばゆいと言うか、思わず顔を背けたくなるほど恥ずかしい。中原早苗と姿美千子(中原さんも当時はこっちの側の人間だったんですね)。ここらへんが緩いので、いくら狂四郎がニヒルぶっても、シャープさに欠けてしまう。土下座して助けを懇願する下人を見捨てたクールさも、ぬるくなってしまう。烏の群れが飛び立つ図柄の襖絵とか、にわかの面をつけたままの襲撃者とか、美術や小道具は凝ってるのに。チャンバラもぬるめで、撮影許可得るまでに面倒な申請書が必要そうな寺の回廊使っているが、そこ狭くて活劇には窮屈そう。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-19 09:23:24)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
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418.33%
5216.67%
618.33%
7758.33%
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900.00%
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 38.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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