Menu
 > 作品
 > ス行
 > スプリング・イン・ホームタウン
 > なんのかんのさんのレビュー
スプリング・イン・ホームタウン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スプリング・イン・ホームタウン
製作国
ジャンルドラマ
レビュー情報
韓国の『非情城市』って感じ。民族にとっての悪い時代を可能な限り美しく描こうとする映画。ロング主体の非説明的映画なので、たぶん読み取れていないところも多いだろうが。米軍の洗濯物を引き受け羽振りが良くなっていく主人公の家。洗うこと、洗っても消えない汚れのことがテーマとなっていく。父さんが朝鮮戦争の戦況を気にしていたのは、米軍の撤退を気にしていたからで、自民族が殺し合っている悲劇には無関心だった。父さんの赤ペンキの汚れはけっして消えない。消えない記憶の汚れは焼かなければならない。歴史とは、こういう洗い落とせない汚れが堆積したものなのだろう。少年の目を通過することによって、特定の時代の悲しみが人の世の哀しみにまで普遍化された。もっぱら夏の映画なのにこの題は、あの困難の時期が民族にとっての春であってほしいという願いか、それとも皮肉か。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-28 10:59:55)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 56.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
スプリング・イン・ホームタウンのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS