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いつか読書する日 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 いつか読書する日
製作国
上映時間127分
劇場公開日 2005-07-02
ジャンルドラマ,ロマンス
レビュー情報
リアリズムのようでいて、どこかそうでない方向へ逸れていく。玄関先で待っていて、毎朝牛乳一本を目の前で飲み干すじいさん。カレー小僧の伝説。日常からはみ出していくボケ老人と、養育放棄された子ども。などなどが世界を変な方向に広げている。岸部一徳は劇的な死を遂げた父のせいで「絶対に平凡に生きてやる、必死になってそうしてきた」と言う。必死に平凡たろうとしてきたキャラクター。ついに田中裕子が「カイタ!」と名前で呼びかける瞬間のスリル。あるいは妻の死後訪れて、学生時代のような口ぶりで「ちょっとつきあってくんない」と言うあたり。「死ねと言うなら死にます」も。中年の抑えられていたセリフのいちいちが味わい。メロドラマこそ平凡のなかの必死なんだな。タイガースのメンバー仲間岸部は、撮影の合間にジュリーの妻・田中に「沢田君、元気?」とか挨拶したわけ?
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-07 09:51:12)
その他情報
作品のレビュー数 36件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
3411.11%
425.56%
538.33%
6513.89%
71438.89%
838.33%
938.33%
1025.56%
作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 51.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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