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八月のクリスマス(1998) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 八月のクリスマス(1998)
製作国
上映時間97分
ジャンルドラマ,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
いわゆる難病ものではなく、病状でドラマを動かしてはいない。そもそも病名すら与えられてなく、特殊な悲しみにならなくしてある。焦点は死の準備のほうだ。主人公は去る者として社会を眺めてるんだけど、それが無責任になるわけでもなく、写真師として記憶の記録係を粛々とこなしながら、去った後の準備を進めている。その人生との距離感がいつも主人公をニコニコさせているのだろうか。老父にビデオの要領を教えるところが泣かせた(リメイクした日本版ではDVDになってた)。あとは野となれ山となれ、でなく、たつ鳥あとを濁さず、のほう。娘の、年上の“おじさん”に対する興味・からかいが恋に移ろっていく感じがなかなかよく、主人公も、禁じられた恋なんだ、と歯を食いしばるのではなく、人生への感謝になっていく。そう、これは人生への感謝を描いた映画。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-23 12:41:59)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 103件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
010.97%
110.97%
210.97%
354.85%
454.85%
576.80%
61615.53%
72221.36%
82019.42%
91211.65%
101312.62%
作品の標準偏差 2.12
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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