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網走番外地 北海篇 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 網走番外地 北海篇
製作国
上映時間90分
劇場公開日 1965-12-31
ジャンルアクション,ドラマ,刑務所もの,シリーズもの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 東映のヤクザ映画はだいたい新宿昭和館という名画座で観てて、ここは本物のヤーサンと並んでヤクザ映画を鑑賞できるという貴重な体験ができるとこだった。トイレで二人きりになったりすると緊張したものだ。ほかにも「一般市民」とはとうてい言えないいろんな異形の観客が平然とあたりにいて(ヘルメットかぶって頭との隙間にぐるりとチラシをたくさん差し込んでいるおじいさんとか)、思い出すと懐かしい。休憩時間には川中美幸の演歌が流れたりしてた。でこれ、アクション映画という前に、トラックに乗り合わせた人々の人間模様ドラマいう面がある。経営者の娘、ワケアリッぽい杉浦直樹、骨折した娘とその母、自殺未遂の女、それに若造と安部徹とくる。こういった面子なら安部徹がどうしたって目立つ。彼以外は善の方向を向く結末になるわけ。重厚な健さんの新作が次々作られていたころ観たので、チンピラ役は若干痛々しかった。男がムショに入っている間、嫁はしっかり姑に仕えてうんぬん、というのはちょっと無茶だな。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2010-02-01 12:06:42)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 5.10点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 52.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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