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《ネタバレ》 アメリカ時代のルノワールって興味で見た映画だったが、印象に残っているのはジョーン・ベネットのやたら妖しい雰囲気。心理分析ふう趣きがまじるのは、当時の傾向なのか(ヒッチコックの『白い恐怖』が前年の作)。盲目の亭主ってのが、もしかすると見えているのじゃないか、女に疚しさを与え続けるためにそんなふりをしてるんじゃないか、ってあたりがサスペンスなの。海のそばの崖で散歩したりする。目の前でタバコを渡したり火をつけたり。細部ではよくわかんないところも残るのだが、嵐の海・燃え上がる家と派手に持っていかれると、それで何となく納得させられてしまう終わり方だった。
【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-03-20 12:17:30)(良:1票)
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