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いのち・ぼうにふろう のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 いのち・ぼうにふろう
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1971-09-11
ジャンル時代劇,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これを見た日の日記には、こんなことが書かれている。『あれだけ、罠かもしれない、と主人公たち風来坊グループが言っていながら、何も対策たてないでノコノコ行くってのはトンマすぎないか。ぼうにふろうったって、自殺しようってんじゃないでしょ。それにまた山本圭(彼らが救おうとしてる若者)が、わざわざ一肌脱いで助けてやろうって気になれそうもない、とんだグズでなあ。なにかと迷惑掛け続けて、それで、逃げろ逃げろって言ってんのに、目ぇ剥いてぐずぐずしてて、ほんとイライラさせる。』なんとなく「用心棒」の土屋嘉男をいま連想した。太っ腹を描くときに、対照的に実直な小者を置くってのが邦画の段取りか。『小林正樹、あきらかにピークを過ぎた71年の作品だが、昨今の邦画のレベルから見れば秀作と呼べるだろう、スタッフの力か。武満徹の音の塊りがロングのカットでドローンと入ると、とたんに画面が締まるから恐ろしい。』
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-11 12:27:57)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.02
このレビューの偏差値 53.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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