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結婚のすべて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 結婚のすべて
製作国
上映時間84分
劇場公開日 1958-05-26
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 この監督らしいと思ったところは、歩行シーンに合わせてラジオの時報のポ・ポ・ポが重なり、次のポーンでラジオのある茶の間のシーンにブリッジするとこ。まったく無意味なおかしさ。あるいは団令子が鉄工場のリズムに合わせてお尻ふりふり帰ってくるカット。ああデビュー作からして、こういう無意味なリズム合わせの好きな監督だったのだ。虫の音と炭坑節が対比されたり。ただドラマとしての決着は、同時期で似たタッチの崑の鋭さと比べるとかなり保守的で、旧世代の新世代めぐりを経、最後は旧世代に寄った視点が確保されている。脚本は白坂依志夫、白坂はこの年『巨人と玩具』の脚色も手がけてるんだけど。若水ヤエ子がいい。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-08 12:11:20)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.80点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.40
このレビューの偏差値 62.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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