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刺青(1966) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 刺青(1966)
製作国
上映時間87分
ジャンルドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 照明が近いので影が大きくなる。また横向きの場合コントラストが強く、正面の場合ノッペリとする。それでなにか非常に「狭い」感じが出てくる。人物も凝縮していく感じ。あんまり大らかな人物は登場しない話だし。「伝奇もの」でもないんだよなあ。女郎蜘蛛を彫られてから女が変化していく、ってんでもなく、その前からそういう感じで演出してた。だからいくら若尾文子が「だました男に復讐してやるんだ」って言っても、口実みたいになっちゃう。それでいいんだろうね。口実なんだよ。魔性の女には違いないけど、それは彫りもののせいなんかじゃなく、女の本質なんだろう。それを映画は怖がってるだけじゃなく、突き放して笑って見ているところがある、もちろんまわりの男たちも含めて。女がそそのかし、男が「またやってしまった…」と青ざめる繰り返しに、何か、夫婦漫才みたいな感じがチョロッとある。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2010-05-05 11:57:23)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 5.50点
作品の点数分布
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7337.50%
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作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 58.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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