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夜ごとの美女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夜ごとの美女
製作国仏,伊
上映時間87分
劇場公開日 1953-12-23
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 戦前の下町人情ものコメディのトーンを堂々と残しているだけでなく、さらにサイレント期のシュールリアリストとしての味もあって、クレールの映画人生を縦断したような眺め。夢の中でのオペラの序曲演奏、オーケストラの中に真面目な顔して近所の連中が加わり、削岩機やら掃除機やらそれぞれの騒音をかき鳴らしている、学校の悪ガキたちも入っている。あるいは夢と現実の関係、約束した時間に寝遅れると、夢の中でも美女を待たせてしまう。処刑の夢が待っているので、寝ないで頑張ろうとしたりする。こういった夢が変に律儀なところに、シュールの精神が感じられる。そしてラスト近く、夢の中の過去が時代を無視して混交しだし、それらを貫いて原始時代から現代へと車が疾駆する楽しさ。クレールのサインのように、異なる時代の人々が手をつないで輪舞する。また「ジェラール・フィリップ七変化」といったスター映画にもちゃんとなっていて、まことに至れり尽くせり、やりたいことやってサービスも満点と職人仕事のカガミです。
なんのかんのさん [地上波(字幕)] 8点(2010-03-20 11:56:30)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 52.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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