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銀座二十四帖 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 銀座二十四帖
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1955-09-14
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 まず多摩川の新田銀座というところから始めて、花の出荷で本家の銀座へ導くシャレた入り。堀がどんどん埋め立てられているころの変貌期銀座の記録にもなっている。森繁による社会学的ナレーションが面白い。そごうが建築中だったり、怪しい裏町がありまだヒロポンを売ってたりする。ここらへん戦後を引き摺っている(そもそも満洲時代に描かれた絵の作者探しというところで戦争とつながっている)が、明るいネオンはやがてくる60年代の予兆であり、そのネオンをバックに悪の支配者が死んでいくってのは、まさに55年という40年代と60年代の中間点らしい話だ。あふれるばかりの登場人物にちょっとアルトマンの味もある。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-12-03 12:09:04)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.63
このレビューの偏差値 25.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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