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レイチェルの結婚 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レイチェルの結婚
製作国
上映時間112分
劇場公開日 2009-04-18
ジャンルドラマ,ファミリー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 ヒロインの「傷つき自慢」の描写はけっこうリアル。こういうのいる、って。結婚式のスピーチで、得々と自分の傷を語り出す。宴席がシラーッとしても気がつかない、というか意に介さない。自分の悲劇を強めるためには、平気で過去をより悲惨に捏造していく。そういう彼女を腫れものに触るように遇する父、うんざりしている姉、と配置は揃っている。が、ドラマはあんまり動かず、深まりもしない。現実味を出そうとしたらしいカメラワークも後半はダレ気味で、90分以内に収めるべき内容の作品だろう。美容院の場で、周囲に聞こえるように話すだろうか、という疑問が生じるなど(アメリカでは自然なのかなあ)、せっかくのドキュメント風のカメラを内容が裏切っていく。姉の結婚相手が黒人に設定されていたことの積極的な意味が分かりづらかった。アメリカは多民族国家の軋轢を克服したが、しかし家族の軋轢は永遠です、ってことを言いたいのか。もう人種問題にいちいち意味を持たせる必要がないほど、アメリカの他民族は融和している、とも思えないし。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-02 11:57:30)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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926.45%
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作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 45.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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