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チェイサー (2008) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チェイサー (2008)
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2009-05-01
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの,刑事もの,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 前半は夜のドラマ、夜の街よりも夜の住宅地のほうが怖いのだった。街はとりあえず公共の顔をして門を開いているが、住宅地にあるのは閉じたドアと壁、中には家族の笑顔もあるだろうが、おぞましい世界も潜んでいる。そのおぞましいものがときおり路地に抜け出し、追跡が始まる。閉じた家から開いた都市へつなげている路地が、迷路のように延びている。追うのが走るのに似合わない太り気味の中年男、ってところに迫力があり、それがこの映画のすべて。配下のちらし配り男(リアリティあり)も走る。主人公は女を危地に至らしめた贖罪で執念を燃やすのだが、さらに子どもに母親を取戻すという要件も加わる。それで説得力は膨らんだかも知れないが、ドラマの輪郭はやや緩くなってしまったような。この手の犯人の気味悪さもちょっと型が出来つつあって、新鮮味を出すのが難しくなってきている(という社会も困ったものですが)。警察の対応が無能すぎないか。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-06 12:01:45)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 6.69点
作品の点数分布
012.08%
100.00%
200.00%
300.00%
436.25%
548.33%
61122.92%
71327.08%
81327.08%
924.17%
1012.08%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 47.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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