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浅草の灯(1937) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 浅草の灯(1937)
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1937-12-02
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
人間模様もの。昭和初期が大正を回顧しているのを現在の私(昭和末期でしたが)が見るんだから、ちょっとややこしい。映画製作時の彼らが抱いた懐かしさと、映画製作時への私の興味が複合して。娯楽の中心が銀座へ移ってしまった時代に、大正の娯楽の中心だった浅草を描いてるの。もっと風俗が織り込まれてるかと思ったが、大震災で壊れた十二階の内部がセットで見られたぐらい。ちょっと乱歩っぽい。肺病男が、伝染るといけないからとひげをあたってもらうのを断わって皆に歌を歌ってくれと言うあたり、浅草の滅びそのものが重なっているのか。杉村春子が歌って踊ります。島津監督としてはほかの代表作より若干劣るかと見えたのは、単純に高峰三枝子がヒロインだったせいかもなあ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2013-03-16 10:08:33)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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