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逃亡者(1990) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 逃亡者(1990)
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1991-01-19
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,リメイク,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
M・ロークが何のいいところもないイヤーな悪人で(ひたすら恋人の到着を待ってるあたりに人間味を感じるべきだったのかな)ただのわがままというか、自分勝手。このイヤーな男が、イヤーな感じになってる一家に飛び込んでくる。この監督は女より男ね。女の描写は刑事も含めてつまらない。男は、ただカッカするだけの脇の役と思ってたのが、途中で異様に膨らんできたりする。リーダーと別れて自由になった途端に、バラバラと分解していっちゃう感じがある。狭いところから広すぎるところへ出て拡散しちゃうような。血だらけになってガソリンスタンドをうろつく。でも女子大生を人質にとって立て籠もろうとはしない。流れのあるところへ誘い出されていくの。もう停滞するのはこりごり。そこらへんに不思議な哀感が漂った。西部劇の時代ならもっとかっこよく死ねたのに、とか。コロラドの風景や、“保安官”というあたりに、開拓時代への・失われたものへの気分があるような。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-02 09:52:45)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.16点
作品の点数分布
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4210.53%
5526.32%
6526.32%
7421.05%
8210.53%
900.00%
1015.26%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 58.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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