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山小屋の不意の襲撃から列車に乗り込むあたりまではいいのだが、肝心の列車に入ってからややもたれる。他人の客車に闖入して敵をやり過ごす、みたいなスリルをもっと生かせたら。子どもは結局おもちゃのピストルを借りるだけだった。ジーン・ハックマンと悪漢どもとのビュッフェでの会話が、アメリカ正義の面目躍如。女が正義の使命を自覚していくあたりも良かった。窓の外の光が近づいては遠ざかって、細かくフェイドアウトを繰り返してるようで不思議な瞑想感があった。ヒロインの心のなかに引き込まれていくような。停車中にじっとこちらを見守っているデブのシーンなんかも不気味であった。でやっぱり屋根に乗るのね。ノンストップなんだから慌てて追わなくてもいいのに、走ってる列車となると、人々は屋根に乗りたがるの。そして、ほらトンネルだ。
【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-01-26 09:26:19)
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