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アマデウス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アマデウス
製作国
上映時間160分
劇場公開日 1985-02-02
ジャンルドラマ,ミステリー,音楽もの,伝記もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
舞台だと日本人が日本語であちらの芝居をやってても気にならないのに、映画だと同じ西洋人がやってるのにヨーロッパ言語であるべきところが英語だと気になってしまうことがある(気にならないときもあるんだ)。フィルムの記録性に対する信頼がどこかに残ってるのかなあ。本作のモーツァルトやコンスタンツェのしぐさや口跡なんか、意図してアメリカ風にしてたんじゃないか(『ヘアー』のヒッピー?)。現代アメリカとの対比みたいな狙い。亡命者の視線がどうしても出てしまい、それが作品をややしぼめていた気がする。「神の悪意」というテーマだけで面白いんだから。サリエリを少年時代から回顧したのは良く、モーツァルトの楽譜を見たときのショックが生きた。面白かったところ。医師がアイネクライネをサリエリの作曲かと思ってホッとして口ずさむとこ。空中ブランコや馬が壁破って出てくる「ドン・ジョバンニ」の舞台。俗と聖の関係を一番単純にやってたのは、義母ががみがみ怒鳴ってるのが「魔笛」の夜の女王のアリアになっていくところ。精神病院好きの監督だ。今回は神による拘禁からの自由ということか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-10 09:57:46)
その他情報
作品のレビュー数 381件
作品の平均点 8.38点
作品の点数分布
010.26%
110.26%
220.52%
361.57%
430.79%
571.84%
6266.82%
74511.81%
87920.73%
99224.15%
1011931.23%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 45.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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