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ビリー・バスゲイト のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ビリー・バスゲイト
製作国
上映時間106分
劇場公開日 1992-05-02
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 暴力・腕力のギャングの時代が去りつつある30年代、取り残され気味のボスを『クレーマー、クレイマー』のD・ホフマンが低い潰した声でやる(R・ベントン監督、N・アルメンドロスのカメラと同じトリオ)。なんか日本の仁侠映画の構図だ。でも主人公はその滅びを目撃していく少年で、その成長物語という設定。文字通りファミリーなの。殉死する者の目つきになってる手下の雰囲気。親分以外は自分たちが時代遅れになっていることを感じ取っている。親分もその空気が伝わっているから苛立って無謀な発作的な殺しをしちゃう。この小男に忠実に仕える面々見てると、時代に乗れない中小企業にも見え、S・ヒルの番頭なんか実にいい。キャスティングも含め、このギャング映画、どこか「中小企業」的な侘しさが漂っているのが味わい。主人公ビリーを叱ってこの「沈没船」から逃がしてやるあたりなんか、任侠道だよね。またこれはビリー君がどんどん大きな金を得ていく段階のドラマでもあり、お手玉のごほうびから始まってアップしていき、最後はラッキー・ルチアーノ相手に、俺の金だと言い切る。びっくりして一目置くルチアーノのリアクション。脚本は『ローゼンクランツ…』のT・ストッパード。トリュフォーやロメールのカメラマンだったアルメンドロスは、アメリカではT・マリックの『天国の日々』のほか、このR・ベントンとよく組んだが、これが遺作か?
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-13 10:07:53)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 4.94点
作品の点数分布
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115.56%
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3422.22%
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5527.78%
6211.11%
7527.78%
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作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 56.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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