タイトル名	カウガール・ブルース
製作国	米
上映時間	96分
劇場公開日	1994-10-29
ジャンル	ドラマ,コメディ,ロマンス,小説の映画化,ロードムービー

あくまで文学的なんだなあ。映画としての展開ではなく、文学の幕を通しているもどかしさ。たとえカウンター・カルチャーであっても、文学の幕はやはり幕で、うっとうしい。ヒッチハイカーとしての宿命は、「移動」が日常になること。この設定はちょっと面白くなれるはずだった。でもフェミニズムやら自然保護に落ち着いていき、東洋人でまとめる、っていうのが嫌だね。ツルに麻薬を吸わせるあたり、面白くそれらが対立しそうだったんだけど。唯一映画としての見せ場になったかも知れないツルの飛翔シーンは失敗。ユマ・サーマンは、ああこういう味を出す人なのか、と初めて女優として納得がいった。

作品のレビュー数	14件
作品の平均点	4.50点
作品の点数分布	0 1 7.14％ 1 1 7.14％ 2 0 0.00％ 3 2 14.29％ 4 1 7.14％ 5 5 35.71％ 6 2 14.29％ 7 1 7.14％ 8 1 7.14％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	2.10
このレビューの偏差値	51.14 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値