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絞死刑 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 絞死刑
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1968-02-03
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
前半の面白さだけだったら、ためらわず大島最高作と断定してしまうんだけど、後半抽象論になって浮いてしまうのが不満。外に出ての妄想シーンまではいいと思うんだけど、「姉」が見える見えない以後の展開は、映画よりも剥き出しのシナリオ文学って感じで。いかにも60年代末という時代を反映はしている。これ音の効果もいいんだ。ぶるぶる震えるときの手錠のカチャカチャやら、生きているということの鼓動、朝鮮人部落の声、など。あの姉の演説にRが、どうもしっくりこない、と不同意を示すとこに誠実さがある。ドアの外の国家がまぶしく輝いているところは、やはり迫力がある。特定の代表者があるわけでなく、国家とは一つの状況だということか、けっきょくRも妄想の世界へ消えてしまったという意味なのか、あるいはこちら側がひとつの妄想の体系だと言っているのか。など理屈をいろいろこねる楽しみはあるが、前半のブラックユーモアで押し通してもらいたかったなあ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2010-06-15 11:58:42)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
0111.11%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6222.22%
7222.22%
800.00%
9333.33%
10111.11%
作品の標準偏差 2.83
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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