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時をかける少女(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 時をかける少女(1983)
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1983-07-16
ジャンルSF,ラブストーリー,青春もの,学園もの,アイドルもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 けっきょく最初スキーを持ってなかったってのがヒントなのね。画面の中央に丸く色がついていく。ラベンダーの匂いをかいだときは、逆に中央だけ色が抜け落ちる設定。途中で色がサーッとひいていく切なさがいい。ラストはいろいろ解釈できる。深町君への思いが深いところに残っていて、吾朗ちゃんと結ばれずにいる、ってのか、あるいは再び深町君と結ばれる可能性を与えているのか(そうじゃないな)、深町君と吾朗ちゃんは理想と現実と思うべきか(一度何らかの純粋を志向する夢を持ってしまった者は現実とうまくやり合っていけなくなるってのか)。老いた上原謙と入江たか子のシーンが必要以上に長くインサートされているのも、ヒロインとの対比なのか。諦めた者と諦めない者と。それらをひっくるめて、青春の切なさなんです。演出としては、花壇の中からフラスコが倒れるとことか、深町君が原田知世の頬にマンガン(?)をなでつけるとこなんか、ハッとした。でも一番嬉しいのは、倒れていたのが起き上がって歌いだす驚き。いちいちのシーンのときに少しずつ撮りだめしてたんだろうな。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-20 10:10:45)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 122件
作品の平均点 6.14点
作品の点数分布
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243.28%
354.10%
4119.02%
52318.85%
62419.67%
73327.05%
8119.02%
964.92%
1054.10%
作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 52.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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