タイトル名	マックス、モン・アムール
製作国	仏,米
上映時間	97分
ジャンル	ドラマ,ラブストーリー,動物もの

《ネタバレ》　愛とは拘束なのか、いう問題を大島はずっと追い続けていて、夫は妻を拘束したい、妻はマックスを事実上拘束している、って図式。面白くなってくるのは誕生パーティのシーンからかな。カリエール好みの状況。犬の鳴き声で種類を当てているところにマックスの鳴き声が。上流社会とチンパンジーの取り合わせがカリエール的。シークエンスの終わりをアッサリさせてすぐ次につなげてうまさを出しているところが多かった。『戦場のメリークリスマス』ではフェイドアウトを多用していたと思うけど、今回はなかったんじゃないか。演出スタイルがどんどん変わっていくのが、まあこの監督のスタイルで、長回しの『日本の夜と霧』があれば、短いカットの『白昼の通り魔』もやってみる、といった感じ。探偵の二度目の登場「相手はサルでしたよ」がおかしい。鍵穴から覗けばいいのよ、と言われた夫も含めてすべて鍵穴に消えていくラスト、何かずるいって気もしましたけどね。

作品のレビュー数	6件
作品の平均点	5.17点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 16.67％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 1 16.67％ 5 1 16.67％ 6 2 33.33％ 7 0 0.00％ 8 0 0.00％ 9 1 16.67％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	2.41
このレビューの偏差値	51.44 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値