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殺し(1962) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 殺し(1962)
製作国
上映時間93分
ジャンルドラマ,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 原作はパゾリーニで、たしかにチンピラやごろつき、兵士たちなど社会の底辺の鬱屈が次々と描かれていくあたりに、その気配がある。でも空間の捉えかたに、アントニオーニを一番感じた。広場や造成中の土地のガラーンとしているウツロな広がりの感覚。映っているものよりも、それが抱えている空虚のほうが印象に残る風景。いやいや、これはアントニオーニの影響というより、ベルトルッチの個性かもしれないぞ。後年、紫禁城にあれだけ人を詰めても、広場のウツロさが際立っていたもの。間違いなく彼の個性なのは、ダンス好き。女二人のダンスシーンがもうあり、ラストもダンス会場での逮捕となる。共同脚本のうち、ダンスのある部分は監督本人だろうと勝手に推測する。
なんのかんのさん [地上波(字幕)] 6点(2008-03-02 12:20:53)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.17点
作品の点数分布
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5116.67%
6350.00%
7233.33%
800.00%
900.00%
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作品の標準偏差 0.69
このレビューの偏差値 46.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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