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『クレイマー、クレイマー』から20年たつと、男女の役割りは逆転していて、かつては家をほっぽっていて責められた男が、今では主夫業がなさけないと子どもに見られている。男はつらいよ。竹中さんは「わびしさ」が好きな監督で、ラーメン屋でチラシの値段見比べてたり、観覧車に大人だけ乗らなかったり、なんてあたりで面目躍如。和室の中のグランドピアノもわびしいし、過剰にウケを狙ってしまうお父さん、ってのが一番わびしい。ただ映画もちょっと過剰にウケを狙ってしまっているところがあり。
【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-15 09:45:18)
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